女性プログラマーとして働いていて、よく聞かれる仕事事情をご紹介します。
女性プログラマーは少ない?会社の男女比は?
平成26年度の厚生労働省の統計によると、プログラマーの男女比率は「男性が83.1%、女性が16.9%」となっています。
数年前のデータなので、現在はさらに女性が増えていると思います。
私が働いていた企業や、周囲の企業を見ると「男性8割・女性2割」程度が多いようです。
ただプログラマーと言っても、企業向けソフトウェア開発やWeb開発、スマホアプリ開発など様々なので、種類によっても男女比は違ってきます。
女性プログラマーが比較的多いのは、Web系の開発会社です。
WebプログラマーやWebデザイナーの方は、企業向けのソフトウェア開発会社よりも、女性割合が高いことが多いですよ。
ちなみに、私もWebプログラマー(兼Webデザイナー)です。
女性でプログラマーを目指す方は、Webプログラマーは手に職をつけることが出来るのでオススメですよ♪
プログラマーって残業が多いイメージだけど?
会社に寄っても違うと思いますが、システムの開発には「納期」があるため、納期近くはどうしても残業になることが多いです。
ひと昔前は、男女問わず深夜過ぎまで働かざるを得ない状況のIT企業(いわゆるブラック企業)の話も良く聞きました。
そのため、「プログラマー=過酷な仕事」という悪いイメージを持っている方もいます。
しかし最近では、IT企業もプログラマー人材確保のために、残業を削減するための取り組みを積極的に実施して求職者にアピールしている企業も増えてきました。
企業の中には、女性にフォーカスを当てて採用を積極的に行っているところも多いです。
例えば、「子育てママの時短勤務・フレックスタイムの導入・男性の育児休暇推進」など、女性にとって嬉しい取り組みをしている企業もあります。
今後プログラマーとして、家庭や子育てと両立していきたいけど、残業が多いのは不安…。
と考えている方は、残業削減や女性が働きやすい取り組みを積極的に行っている(実績がある)会社を選ぶようにしましょう。
男性と女性、どちらがプログラマーに向いているか
「男性と女性、どちらがプログラマーに向いているのか」プログラマー講師として多くの男女を育成してきた水瀬さんを交えて、意見交換してみました。
しかし、「PCマニア=優秀なプログラマー」かと言えば、そうではありません。プログラム開発は、チームで行うことが多く、チーム内やお客様との意思疎通も大事です。
そいうった部分では、女性特有の思いやりや細やかさが重宝されます。
以上が、現役女性プログラマーの「松浦」による、仕事事情でした。
プログラマーの仕事に興味がある女性は、「女性にこそオススメしたい!プログラマーという職業」の記事で女性プログラマーの魅力を伝えています。是非参考になさってください。