最近よく聞かれる、AI(エーアイ)・IoT(アイ・オー・ティー)・ブロックチェーンを、プログラミング講師が初心者向けに分かりやすく解説。
今から勉強を始めたい方向けの、おススメの勉強方法も紹介。
AI(エーアイ)とは
AI(エーアイ)という言葉は、映画などでも良く聞かれるが、イマイチ何が出来るのかピンとこない人もいるだろう。
AIは、人工知能と訳されるため、ロボットのイメージを持つ人もいるだろう。
映画「アイロボット」では、人工的に作ったプログラムで動くロボットが、次第に「自ら思考する能力」を身に着けて、人間を支配しようとする。
この、「自ら思考する能力」こそ、人工知能でありAIの理想形だ。
まさに、「人間的な知能を表現するため、人工的に作ったプログラム」がAIである。
ただ、ご存知の通り映画「アイロボット」のような、人間のように考え、自分で判断して行動するロボットは現時点では存在していない。
AIは、まだまだ発展途上の技術であるが、既に「AIが搭載されたスピーカー」「プロ棋士にも負けない将棋ソフト」など、実用化されてきつつある。
AIの実用例
プロ棋士と将棋ソフトが対局し、将棋ソフトが勝利したというニュースを聞いたことは無いだろうか。
藤井棋士の強さは、将棋ソフトで研究や練習を重ねた結果だというのも有名な話だ。
AIの勉強方法
AI(人工知能)の勉強は、発展途上の分野であり、プログラミング初心者が独学で勉強しようとしても難しい。
また、ITエンジニアであっても身近に詳しい人はいない場合が多いため、プログラミングスクールを利用するのが確実だ。
AI開発現場で、よく使用されるプログラミング言語は「Python(パイソン)、Pandas(パンダズ)」などである。
これらの言語を個別に学習したうえで、AI学習に進むか、AIが学べるスクールを利用すると良いだろう。
IoT(Internet of Things)とは
IoT(アイ・オー・ティー)は、Internet(インターネット)of Things(物)の略語である。
インターネットを使って、物と物、物と人を繋ぐ技術のことである。
例えば、最近では外出先からスマホ経由でインターネットを通じ、テレビの予約をしたり、エアコンのタイマーをセットしたりすることが出来る。
この仕組みこそが、IoTである。
今後はさらに、身の回りのあらゆる物がインターネットを通じて繋がっていくだろう。
スマホ1台で家中の電化製品を操作できる日も来るだろう。
IoTの勉強方法
IoTは、インターネットと物を繋ぐ技術なので、Web系の知識(HTML/CSSなど)はもちろん、モノ(機械)を動かすためのハードウェア系の知識(C++/Javaなど)も必要だ。
プログラミング学習の初心者の方は、まずWeb系の知識を習得してから、ハードウェア系に進むと良いだろう。
その際、Web系の学習は独学でも可能だが、ハードウェア関係はハードルが高いので、専門スクールで学ぶことをおススメする。
ブロックチェーンとは
仮想通貨のニュースに関連して、良く聞かれる言葉が、この「ブロックチェーン」だ。
ちょっと理解しずらい、このブロックチェーンという言葉だが、大量の情報の集まり(データベース)を運用する概念である。
大量の情報を「ブロック」と呼ばれる複数の情報の塊に分散し、「ブロック」同士を「チェーン」で繋ぐイメージを想像して欲しい。
このブロックチェーンの仕組みと考え方は、仮想通貨ビットコインで応用されたことで有名になった。
そのため「ブロックチェーン=仮想通貨」というイメージを持つ方も多いが、ブロックチェーンの考えは仮想通貨に限定されるものでは無い。
今後は、銀行やクレジットカード決済や医療記録など、幅広い分野で応用されていく可能性のある分野である。
仮想通貨や金融系に興味がある人にも、勉強をおすすめする。
ブロックチェーンの勉強方法
ブロックチェーンは、一般的なプログラミング言語と違う独自の概念の勉強が必要だ。
全体のイメージやざっくりした内容だけであれば、市販の書籍やWeb上の情報でも学習出来る。
もし、仕事として役立てて行きたい、転職や就職活動に必要な前提知識として学びたいのであれば、より深く学べる専門のスクールでの勉強をおすすめする。
最新技術(AI・IoT・ブロックチェーン)を学んで、就職活動(転職)の役に立てたいという方は、プログラミングスクール「 TECH BOOST 」をおススメする。(詳しくは「TECH BOOSTを選んでOKな人、NGな人【PG転職プロが解説】」を参考にして欲しい。)