プログラミングに興味があって、言語を少し覚えたところで、実践的に試してみたいと考えた場合に、アルバイトでプログラミングをする方法がある。
覚えたプログラミング言語でアルバイトをして、お金が稼げれば、これに越したことはないだろう。
今回は学生がプログラミングでアルバイトするにはどうすればよいか紹介していく。
目次
プログラミングでバイト、勉強におススメの言語
今からプログラミング言語を勉強する場合、需要が高く将来性のある言語を選ぶのがポイントだ。
「本格的にプログラミングを学びたい」「将来プログラマーとして就職したい」とう場合は、Java言語がおススメだ。
また「簡単なプログラミング言語が良い」「簡単な仕事から始めたい」という場合は、初心者にもハードルが低いWeb系(HTML/CSS/JavaScript)がおススメになる。
需要が高く、今後の将来性があるプログラミング言語に関しては「就職に有利なプログラミング言語を講師が紹介」の記事で詳しく紹介しているので、参考にしていただきたい。
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アルバイトでどのくらい稼げるのか
プログラミングのアルバイトは、比較的時給が高く、稼ぎやすいと言える。時給は1,000円を超える場合が多く、特に首都圏であれば、アルバイトの求人も多く狙い目である。
プログラミングの仕事を受注するのに良く利用される「 クラウドワークス 」を見てみるプログラミングの仕事がいくらで請け負われているかを具体的に見ることが出来るので、イメージしやすいだろう。
プログラミングだけでなく、ライター(記事作成)やイラスト作成などの仕事もあるので、アルバイトや副業で稼いでいる人もたくさんいる。
登録は無料なので、一度登録してどんな仕事がいくら位でやり取りされているかの相場をチェックしてみると、自分がバイトを開始した時にいくら位稼げるのかのイメージが付きやすいだろう。
プログラミングは知的労働となるが、英語を見ただけでもダメという人を除けば、勉強すれば誰でもある程度はできるようになるだろう。
しかし、本当に仕事をするにはプログラマーの適正がないと、次のステップにはなかなか進めないものである。プログラマーは向き不向きが比較的分かりやすい仕事であり、プログラマー向きな人には稼ぎやすいアルバイトとなるだろう。
アルバイトの探し方
プログラミングのアルバイトを探す方法は幾つかあるので、それぞれどのようなメリットがあるか、見ていこう。
クラウドソーシングサービスで探す【オススメ】
プログラミングスキルを活かしたバイト探しは、クラウドソーシングサービスを利用するのが簡単だ。
クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事を発注・受注することが出来るシステム
クラウドであれば、短期の仕事も探しやすいし、なにより、プログラミングの案件が数多い。
クラウドソーシングサービスの注意点
クラウドソーシングサイトは膨大な案件があるため、案件探しだけでも大変な作業である。
場合によってはなかなか案件が受注できないこともある。
その場合は、最初からプログラミングの案件を探すのではなく、簡単なライティングなどから始めてみて、慣れてからプログラミングの案件を受注するなどしたほうがよいだろう。
また、クラウドのシステムでは、お互いの仕事を評価をするシステムになっており、低い評価をつけられると、その後の案件受注に支障がでることもある。
お互いの顔が見えないだけに、信用が重要なことを忘れてはいけない。
クラウドソーシングで収入を得る方法に関しては「プログラミング初心者が、副業で月5万円をめざす!クラウドで案件を受注する方法」の記事でも詳しく紹介している。
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求人誌で探す
アルバイト情報などが掲載されている求人誌がある。無料で配布されている物も多いが、プログラマーの求人としては数は望めないので、アルバイト条件などの参考程度に考えよう。
Webサイト求人で探す
「マイナビバイト」や「Indeedバイト」などのWebサイトを利用する方法がある。
プログラミングのアルバイトも多く掲載されているので、希望にあったアルバイトがあれば、検討してみることだ。サイトからアルバイトの応募ができる場合も多い。積極的に検索してみよう。
先輩、友人の口コミ・紹介
確実な方法として先輩や友人からの口コミや、紹介を受ける方法がある。情報が得やすい反面、先輩や友人が辞めるので、代わりのアルバイトを紹介して欲しいというパターンもある。仕事内容や条件をよく確認してから、判断するべきである。
大学のアルバイト募集掲示板
大学には就職部があり、アルバイトの求人も掲載されている。その中でプログラミングのアルバイトがないか、探してみるのも手だ。
プログラミングアルバイトのメリット
プログラミングを使ったアルバイトをすることは、単にバイト代をもらえるだけで無くメリットが大きい。
将来仕事をする上で、学生時代からプログラミングスキルを身に付けておくことは大いに役に立つだろう。
プログラミングスキルと実績は、就職に有利
アルバイトでプログラミングを経験していれば、もちろんシステム開発系の就職に有利に働く。
アルバイト経験がなくても、システム開発会社で研修期間があるので、そこでプログラミングを学ぶことができる。そこで、プログラミング経験があれば、同期入社の社員より一歩先に進むことができるだろう。
中には学生アルバイトから、卒業を待って正社員になるケースもある。
あるいは、アルバイト先が就職先として、別の会社を紹介してくれることも無きにしもあらずである。そのようなことを考えると、アルバイト先選びは大切なことが分かるだろう。
プログラミング経験と社会経験を積むことが出来る
学生の本業は勉強であるが、アルバイトを通して社会経験を積むことも同じくらい大切なことだ、アルバイトは社会にでる準備として、かなり有効な経験となる。
将来的にプログラマーになりたければ、学生のうちにプログラミング経験を積むことができるアルバイトは積極的に考えてみよう。大学の紹介で、システム開発系の会社にインターンシップができるようなら、それを利用する方法もある。
プログラミングが好きで、向いていると思えば、やればやるほど、できるようになるものである。学生である時間を有効に使うために、アルバイトやインターンシップを活用することが、将来の自分のためにもなることを忘れてはいけない。