プログラミングを副業にするなら、現在はクラウドソーシングを利用して案件を受注するのが主流だ。
クラウドソーシングとは、ウェブ上で不特定多数の人と仕事の受注・発注ができるシステムのこと
クラウドソーシングを利用すると、プログラミング初心者でも受注先を探すのに苦労しなくて済む。
多くの案件があるので、その中から自分に合った案件を選択すればよいだろう。
コロナとプログラミング学習
<2022年1月追記>
コロナの影響でプログラミング学習を検討している方は、臨時記事「プログラマーを目指すなら「コロナピンチ」を「チャンス」にせよ」を参考にしてください。
目次
プログラミングの案件は、どうやって取ってくるの?
プログラミング案件を初心者が受注するにはどうすればよいか。知り合いや、つてを頼ってクライアントを見つけられれば一番よいが、都合よく受注できるケースは稀であろう。
そこで初心者がまず利用を考えた方がよいのが、「クラウドソーシングサービス」だ。
クラウドソーシングを利用した受注がおすすめ
「クラウドソーシングサービス」とは、インターネット上の「仕事契約サイト」と言えるものだ。
クラウドソーシングサービスには「仕事を依頼する人(発注者)」と「仕事を請け負う人(受注者)」が存在する。
基本的に登録は無料なので誰でも気軽に利用することができる。
副業に人気のクラウドソーシングサービス
大手のクラウドソーシングサービスである「 クラウドワークス 」は、会員数が100万人を超える程の人気ぶりだ。
プログラミング以外にも、難しい知識のいらない「記事作成」「アンケート」などの仕事も豊富だ。
登録すれば、どんな仕事があるかチェック出来るので、副業に興味がある方は登録することをお勧めする。
クラウドソーシングサービスで仕事を取るポイント
クラウドソーシングサービスを利用すれば、知り合いやつてがなくても仕事が欲しいという希望を叶えてくれる。
しかし、特にプログラミング実績のない初心者が、いきなり高単価の仕事を取るのは難しい。
顔が見えない同士のやり取りなので、相手も慎重だ。
そこで、自分の「プロフィール」を入力する場合は、これまでの経歴や得意分野、取得資格などをなるべく細かく記載しよう。
まずは、正直にできるだけ多くの情報をプロフィール入力し、ポジティブな印象を与えられるようにしておくべきである。
その上で、いつでも受注できる体制を整えておくようにしよう。
自分のPRになるサイトを作っておくと、受注しやすい
クラウドソーシングサービスに登録した後は、更に実力をアピールをするために、自分のPRサイトを作成しておき、クラウドソーシングサービスの自分のプロフィールからリンクさせておく方法もある。
まずは実績を積むために、自分のプロフィールや、活動履歴などを紹介するPRサイトを作ることで、Webサイト作成のスキルをアピールできる。
複数のデザインを用意しておき、デザインサンプルなどが提示できるようにしておくと、なおよいだろう。
できれば、プログラミングサークルや仲間関係とのリンクを通して、情報交換できるような環境も作っておきたい。そうすることで、思わぬ注文が入ったりすることもある。
とにかく案件を受注するためには、できる限りのことをしておくべきである。一つでも受注ができれば、それが実績として書けることになり、案件受注有利に働く。
最初は難易度の低い案件にチャレンジして経験を積んでいく
プログラミング初心者は、最初は「Webサイト構築」などの比較的難易度の低い案件からの受注を目指すことをお勧めする。
そうやって実績を積んでから、次のステップに進んでいくことが望ましい。
「Webサイト構築」でも複数の案件が受注できれば、それなりの収入が得られる。とにかく最初は地道に努力することだ。
実際にプログラミングする案件でなくても、コンピューター関連記事のライティングの仕事でも、最初のうちは、関連する案件は何でも積極的に受注を考えることも大事だ。
そうすることで、コンピューター関連知識も増えて、スキルアップに繋がる。
クラウドソーシングサービスの注意点
クラウドソーシングサービスは、ほとんどすべてのやり取りがネット上で行われる。
そのため、いくつか注意しておく点がある。
後から後悔しないように、思わぬ落とし穴にはまらないように気をつけておこう。
信用できるサイトか
インターネット上には、いくつかのクラウドソーシングサービスサイトが存在する。
まずは、そのサイトが本当に信頼できるか、見極めてから利用することが大切である。
その点では大手のサイトが安心感があり、トラブルを防ぐ体制も整っている。
大手クラウドソーシングサービスでは、料金の未払いを防ぐ「仮入金」システムが導入されている
クラウドソーシング初心者の人は、まずは「 クラウドワークス 」などの大手を利用する良いだろう。
受注したい案件があるか
大手サイトほど案件は豊富で、受注にも有利になることは間違いないが、大手以外のサイトでも特徴を生かして運営しているところも多いので、自分なりに探して見ることもしておこう。
プログラミング系にに強いサイトもあるので、大手サイトと併用して活用するようにしておくのも手である。
報酬の支払いについて
基本的に報酬の支払いに関しては、発注者の条件提案に含まれているので、受注時によく確認しておくべきである。
消費税やシステム手数料なども考慮しておかなければならない。
振込日もなどよく確認して、トラブルにならないように気を付けておくべきである。
継続案件があるか
1つの依頼主と継続して仕事を受けた方が、安定した収入も見込めるし、その後のスケジュール作成も楽になる。
継続して仕事を受けるには発注者との信頼関係を築く必要があり、その発注者との最初の案件が大事である。
ただ、最初から継続案件を期待してはいけないので、受注できる案件があれば、何でもやるくらいにの気持ちで望んでもらいたい。その積み重ねが収入増加に繋がる。
副業としてのクラウド利用のメリット
あくまで、副業なので本業に影響が出ない程度に仕事をしたいという意味でも、クラウドソーシングサービスは有効である。
上手く受注できるかどうかは別にして、クラウドで受注案件や金額は自分でコントロールできるので、自分のスケジュールに合わせた受注が可能だろう。
月5万円という目標にも意味があり、案件にもよるが5万円以上稼げるようになると本業にも影響がでてきそうな金額になる。
活動の拠点としてクラウド
発注者との信頼関係が築けると、クラウドを通さず直接取引の可能性もでてくる。
そのためにもクラウドのプロフィールに、本人確認資料の添付などもしておくべきだ。
そうすることで、本人の信用度も高めることができる。
不安な場合は最初から本人確認資料は登録しないで、ある程度の実績を積んでから登録する方法もある。どちらにしても、個人情報の集まりになるので、本人の意思次第だ。
クラウドソーシングサービスは副業を始めるには絶好のサービスには違いない。
当面は案件を受注して実績を積み重ねることが中心になってくる。発注者から直接案件受注できるようになれば、ある意味本業にした方がよいこともある。
あくまで副業と考えているのであれば、クラウドを上手に利用することが望ましい。
受注可能な時期と、忙しい時期を調整しすることもできるし、いざとなれば、受注を休むこともできる。
自分に合ったスケジュールで、複数のクラウドソーシングサービスを使い分けることができれば、長く継続して案件受注できるようになるだろう。
初心者がプログラミングで副業するときに、おすすめの言語
プログラミングで副業する場合は、何かしらのプログラミング言語の習得が必要だ。
初心者が月5万円を稼ぐことを考えると、Web系の言語がおすすめである。
詳しくは「プログラミング初心者が、副業で月5万円をめざす!最適な言語と勉強法」の記事で紹介しているので、参考にしてほしい。
プログラミング初心者が副業で月5万円稼ぐレベルになるまで【最適な言語と勉強法】
水瀬この記事は、フリーランスで働くプログラミング講師が執筆しています。 プログラミング副業が、近年とても人気だ。 以前はプログラミングスクールというと、本業プログラマーを目指す人がほどんどだった。 し ...
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