私がプログラマー転職の講師として、プログラマーを目指す何百人もの履歴書や職務経歴書の添削指導をしてきた。
応募書類を書くとき、多くの人が一番悩むのが「自己PR」と「志望動機」の書き方だ。
特に、未経験者がプログラマーに転職を希望する場合は、スキルや実務経験をアピールすることが出来ない。
それでは未経験者は「自己PR」や「志望動機」を、どう書けば採用のチャンスに繋げることが出来るだろうか。
今回は、未経験者がプログラマーへの転職を目指すという前提で、「自己PR・志望動機」の書き方のコツと例文を紹介する。
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目次
あなたの履歴書は大丈夫?ありがちな「悪い例」と改善点
応募書類(履歴書・職務経歴書)の原則は、前向きな表現で書くことである。
しかし、プログラマー未経験者が作成した応募書類を見てみると、スキル不足の不安から、後ろむきな(または極度に控えめな)表現が多く、自信の無さがアリアリと伝わってくる。
未経験であればスキル不足は否めないかも知れない。
しかし、プログラマーという新しい目標に向かって立ち向かっている努力や、あなたの今までの経験から誇れる強みやアピール材料は探せば沢山あるのだ。
未経験者にありがちな自己PR・志望動機の「悪い例」と「改善点」を整理してみたので、あなたの履歴書が大丈夫か、一度チェックして頂きたい。
誤解されやすい表現と改善例
応募書類では、前向きな表現で書くことが鉄則。
ネガティブな言葉は、ポジティブな言葉に置き換えて表現することが大事である。
また、ネガティブワードとは言えないまでも避けた方が良い表現もある。
例えば、初めて会った人に「私は頑固な性格です」と自己紹介されたら、どんな性格だと想像するだろうか。
「頑固」と言う言葉には「意思が強い」「あきらめない」というプラスのイメージもあるが、ともすれば「自分の意思を曲げない」「協調性が無い」という負のイメージを持つ人も多い。
これを、「私は意思が強いです」と表現すると、同じ意味でもマイナスイメージを少し和らげることが出来る。
頑固な性格が良い・悪いは別にしても、表現する言葉一つで、与えるイメージは大きく変わるのだ。
自己PRや志望動機を書く場合は、「ポジティブな表現」かつ「同じ意味でも良いイメージを持つ表現」を探すことをこころがけよう。
▼表現の改善例▼
暗い性格 ⇒ 落ち着いた性格
頑固 ⇒ 意志が強い
几帳面 ⇒ 慎重に行動できる
口下手 ⇒ 言葉を大切に話す、聞き上手
内向的 ⇒ 落ち着いている
前職を退職した理由はネガティブ表現になりがち
中途採用の場合、前職の退職理由は採用面接でも聞かれる可能性が高い。
これは、プログラマーを目指す方だけに言えることではないが、退職理由として後ろ向きな理由を書いてくる方が多い。
自己都合での退職の場合は、多かれ少なかれ前職で辛い思いをして退職に踏み切った方がほとんどだろう。
ブラック企業で大変な思いをし、努力もかなわずストレスを抱えて退職せざるを得なかった方もいるだろう。
- 人間関係が悪かった
- ノルマがきつすぎた
- サービス残業が多かった
- 社長がワンマンだった
- 給料が安すぎた
しかし、これらの思いをそのまま応募書類に書くのは、ぐっと我慢して欲しい。
採用担当者も、中途採用者は前職に何らかの不満があって退職したのだという事はあらかじめわかっている。
しかし、前職の不満をストーレートにぶつける人は、「今回も同じ不満をもち、繰り返すのでは」と判断されてしまう。
前職の経験を乗り越え、「前向きに次の仕事に取り組む姿勢があるか」というのが採用担当者の見たいところである。
「前職に不満があったので退職した」より、「今後〇〇を目指したいから退職した」のような未来に繋がる退職理由を探してみよう。
ステップアップを理由に退職理由をまとめると良い
前向きな姿勢が一番伝わりやすく、理由を書きやすいのはあなたがプログラマーを目指そうと思った理由を退職理由とすることだ。
未経験でありながらプログラマーを目指すあなたは、プログラマーに対して夢や熱意があるに違いない。
その思いを、一度自分なりに整理してみてはいかがだろうか。
▼退職理由の例文▼
私は、前職で営業職として働いておりましたが、パソコンを使って売上データの分析を行う際、もっと効率的なやり方は無いかと考えVBAを使用し自動計算を行うシステムを作りました。このシステムは、全社内で採用され現在も使用されています。このことをきっかけに、プログラミングに興味を持ち、プログラマーとして働きたいという気持ちが強くなり、退職致しました。
プログラマーの志望動機は、仕事を正しく理解して書くこと
応募書類を添削していると、こんな志望動機を目にすることがある。
「前職は、周囲との人間関係のトラブルで退職しました。自分には1人で作業する方が向いていると思い、プログラマーを目指しました。」
ちょっと極端な例かもしれないが、未経験者はプログラマーという職種に関して、間違ったイメージを持っている人も多い。
よくあるのが、例にあげたように「一日中1人で誰とも話さずに、黙々とパソコンに向かって作業をする」というイメージだ。
確かに、実際にプログラミング作業に集中している場合は一人で黙々と作業をすることも多い。
しかし、通常は複数人チームを組んで1つのプロジェクトを遂行するため、チーム内の打ち合わせや会議も多く、一緒に仕事を進めるのだから当然コミュニケーション能力も必要となる。
先輩に質問をしたり、後輩から質問を受けることもある。
そして当然、お客様ありきの仕事であるため、お客様の要望を聞いたり、開発したソフトウェアの使い方を教えたりと言った仕事も必要だ。
人の話を聞かず、自分の思い込みで作業を進めていれば、大きな失敗に繋がる怖さもある。人間関係の重要さや複雑さは、プログラマーも他の仕事と同様だ。
プログラマーの志望動機を考える前に、仕事内容をしっかり理解しておかないと、ズレた志望動機になってしまうので要注意だ。
「消去法」的な理由にならないように気を付けよう
前述した志望動機の悪い例をもう一度見てみよう。
「前職は、周囲との人間関係のトラブルで退職しました。自分には1人で作業する方が向いていると思い、プログラマーを目指しました。」
志望動機が、消去法的な理由になっているのが分かるだろうか。
消去法的な理由「自分は、●●と●●が苦手だからプログラマーを選んだ」
改善例「自分は、●と●が得意(好き)からプログラマーを選んだ」
新たなステップを踏み出して未経験の職種で頑張ろうというのだから、前向きな気持ちで表現しよう。
コミュニケーションスキルも効果的なアピール材料
前述したが、プログラマーであってもコミュニケーションスキルは重要視される。
コミュニケーションスキルと言えば、営業職・販売職などをイメージするかも知れないが、あなたが他の職種でも上司や同僚と円滑に仕事を進めるために工夫したことがあるだろう。
その経験は、プログラマーを目指す場合も大いにアピールできる。
自己PRの例文前職では、営業職として多くのお客様とかかわってきました。
一人一人のお客様の要望やご意見を丁寧に聞くことを心がけており、1年間でクレーム数を50%減らすことが出来ました。
クライアントの要望を適切にくみ取る経験は、プログラマーとしての仕事に活かせると考えています。
今までの努力と今後の可能性をアピールする
プログラマー未経験者は、「現時点のあなた」よりも「将来のあなたの可能性」をイメージしてもらうことが大事である。
簡単に言えば、あなたの「伸びシロ」に期待してもらうのだ。
未経験者である時点で、現時点であなたに出来る仕事は少ないことは採用担当者もわかっている。
しかし、数年後に企業内で活躍しているであろうあなたの姿を、採用担当者にイメージさせることが出来れば、採用の可能性は充分にある。
スキルや学習経験は遠慮せずにアピールしよう
あなたの努力や可能性を性格に伝えるために、今まで学習した内容や取得した資格に関しては遠慮なくアピールしよう。
スキルに自信の無い未経験者は、
- HTMLを使えると言っても基本的な知識だけだし…
- プログラミング言語を習ったと言っても数年前のことだし…。
- 資格も、そんなに難しい資格じゃないし…。
と遠慮して書かない人も多い。
自分の知識が実際の現場で役に立つか不安は分かるが、謙遜していても相手には伝わらない。
○○を学びました、○○を作成することが出来ます、とはっきりと断言しよう。
学ぶ姿勢を示すことで、「今後も努力してくれるかも」という期待値が増す。
スキルや学習経験は具体的に書くこと
あなたが誰かに、「私はExcelが使えます」と言われたら、どの程度使えると思うだろう?
実際には表の作成や簡単な計算が出来るだけの初心者かもしれない。
反対に、グラフ・データベース・分析・VBAまで使いこなせるExcel達人かもしれない。
しかし、「私はExcelが使えます」だけだと相手には実力が伝わらないのだ。
「プログラミング言語を学びました」「資格を持っています」だけでは相手には伝わらない。
HTMLやPHP、Javaを学びました。と書くと「ああ、Web系のスキルがあるんだな」と具体的に名称を挙げると相手に伝わりやすい。
さらに、HTMLやPHP、Javaを使い、販売管理のソフトを作成したことがあります。などの実績を挙げるとさらに伝わりやすい。
実績は、趣味で作成したWebサイト・実習で作成したツールなどでも構わない。
自信のあるWebサイトであれば、URLを記述しておくことでサイトを見てもらえるかもしれない。(しかし、実力が証明出来る位のWebサイトやツールに限る)
なるべく具体的に書くこと、を心がけよう。分かりやすくなるなら、箇条書きもおすすめだ。
具体性に欠ける例文(悪い例)基本的なPHPを習得しています。少しは~の経験があります。
具体的な例文(良い例)プログラミングのスキルは、勉強中のものも含め以下のとおりです。
- ●●で●●システム構築
- ●●資格取得
- ●●講座受講
- ●●で自己学習中
自己PR・志望動機に書いておきたい「大事な3点」
自己PR、志望動機が苦手!!という方は、押さえておきたい以下の3点をまず整理してみよう。
必ず記載しておきたい3点であるが、これを押さえておくだけでもクオリティーがあがるはずだ。
何故その職種(プログラマー)になりたいのか
なぜ経験のある今の職種ではなく、未経験のプログラマーになりたいのか理由を明確にしよう。
ここが曖昧だと最初からつまずくことになる。プログラマーという仕事をしたくなった理由を順序立てて説明できるようにしていこう。
以下に具体例を挙げる。すべて応募書類に書く必要はないが、整理しておくと面接対策にもなるはずだ。
プログラマーという仕事を知ったきっかけ
「プログラマーになりたい」と思ったきっかけは何だろう。自分がその仕事を知ることになったエピソードを整理してみよう。
プログラマーに興味を持った理由
プログラマーのどのような点に惹かれたか。複数あっても構わない。なぜその仕事がしたくなったのか、素直な自分の気持ちを整理してみよう。
プログラマー(プログラミング)を通じて、何がしたいのか
プログラマーの中でもいくつかの分野や、役割があるはずだ。
業務内容を分析することで、自分のやりたいことが見えてくるはずだ。仕事全体を見回して、その中で自分がどのような役割をこなすのか。また、なにができるのかをアピールする。
なぜこの会社を選んだのか
志望動機を、「プログラマーになりたいから」「プログラマーになろうと思ったきっかけ」だけで完結させる人が多い。
しかし、単に「プログラマーになりたい」だけでは、採用担当者も「他の会社でもいいじゃない」となってしまう。
「数あるIT企業の中でも、何故その会社を選んだのか」に関しては、忘れないようにしっかりと記述しよう。
また、この部分は事前に会社の下調べを十分に行ってから記述することが大事だ。
以下に例を挙げるので、こちらも整理しておこう。
会社の特長
まず自分が応募した会社の特長・特色をチェックしておこう。これは会社側にとっても、会社をよく調べているかの確認となる。
自分が同調した理由
会社の特長をチェックしたら、自分がどの部分に共感したのかを考えておこう。
何が良くてこの会社に応募したのか。この部分は受験者にとっても、会社にとって大事な部分なので、しっかりと書くようにしよう。
会社にどのように貢献できるか
自分を採用することが、会社にとってどんなメリットがあるのかを考えておこう。
実際には以上のポイントを全て含めて書くことが難しい場合もある。その場合は、自分がアピールするポイント決めて臨機応変に書けるようにしておこう。
自分の努力、今後の可能性をアピール
未経験者が採用されるには、現時点で出来ることではなく、将来の可能性をイメージしてもらう必要がある。
自分が勉強していることなどは積極的に記載しよう。
会社によっては研修制度が整っていて、プログラミング研修を受けることが出来る会社もあるが、ほとんどのプログラマーは業務の合間をぬって常に自発的に勉強を続けている。自発的に学ぶ姿勢を見せることは好印象につながる可能性が高い。
志望動機の例文【過去の経験別】
未経験からプログラマーを目指す場合の、自己PRと志望動機の例文を紹介する。
営業職より転職
前職では営業職として勤務していましたが、顧客の管理をするためにExcelを活用していました。しかし、顧客数が増加しExcelでは管理が難しくなったため、Accessでのデータベース化を任されてシステムを構築しました。このことをきっかけに、プログラミングの可能性を知り、本格的なプログラム開発をしたいと思い、転職を決意致しました。
販売職より転職
私は販売職として、5年間●●の販売に携わっておりました。商品の一部を、ホームページ上で販売しており、写真の掲載や商品説明などの更新作業を行っていました。より販売数を伸ばしたいとの方針から、デザイン会社のプログラマーの方に教えてもらいつつ、デザインのカスタマイズを行い、販売額の20%をアップすることが出来ました。これらの経験を通して、プログラムの楽しさをしり、自分の手で開発を行えるようになりたいと思い、御社を志望いたしました。
事務職より転職
前職では経理を担当しておりましたが、会計ソフトをリニューアルすることになり、プログラマーの方と打合せを繰り返し無事導入することが出来ました。システムが構築する課程を拝見するうちに、自分でもシステム開発を行いたいと思いました。現在は、C言語を習得するために専門学校に通っております。御社は会計ソフトを数多く手がけていらっしゃるため、私の経理の知識も活かせると思い志望致しました。
その他 例文
私は学生時代よりWebサイトの構築を趣味で行っており、休日は独学でHTML・CSS・PHPの勉強を続けてサイトの運営を行っています。また、最近ではWebデザインにも力を入れており、illustrator、Photoshopを学習中です。この経験を御社でWebデザイナーとして活かしたいと思い、応募致しました。
志望動機の例文【プログラマーの職種別】
Webデザイナー
私は普段からインターネットのサイトを検索することが多く、センスのよい配色や図案、構成などのサイトを見るうちに、自分でもサイトのデザインがしたくなりました。
御社はWebサイトデザインでもアパレル系の会社のサイトを多く手がけております。私自身もファッションに興味があり、サイトデザインに自分なりの感性を活かせると考えした。また、将来的にはWebサイト構築ができるようになることで御社に貢献できるのではと思い、志望いたしました。
Webデザインの魅力、この仕事を通してどのようなことがしたいのかを中心に書く。
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私は量販店でのアルバイト経験があります。そのときコンピュータシステムを導入していたのですが仕入管理などで思うような処理ができず、苦労した経験があります。そのことからコンピュータシステム開発に興味を持ちました。
御社は販売・仕入管理や給与計算など、社内情報システムをメインに開発されています。またシステムによってプログラミング言語を使い分けることは、大変ですが、効率の良いプログラム作成するやりがいを感じます。私の経験を生かして、御社に貢献していきたいと思い志望しました。
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私はモバイル系でのアプリでスケジュール管理をしていました。アプリを使うことで時間を有効に管理することができ、アプリケーション作成に興味を持ちました。
御社ではモバイル系のアプリケーションを数多く手がけていらっしゃることを知りました。プログラミング言語を習得することは、簡単なことではありあませんが、私も自らの経験を活かし、ユーザー目線に立った、使いやすいアプリケーションの開発をしたいと思い、御社を志望しました。
アプリケーション系の場合も、様々な言語はもちろん、多様なアプリケーション作成に関わることができるところがメリットである。自分の作りたいアプリがあれば強調するようにしておく。
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私は多くの生活家電を使っていくなかで、安心・安全が重要だと感じています。家電製品は制御プログラムでコントロールされていることを知りました。そこで、プログラミング言語を習得し、電気製品の制御でユーザーに満足を届けたいという気持ちになりました。
御社は多くの家電製品で組み込みプログラムを搭載されている実績があります。私も安心・安全をモットーに、御社の下で電気製品のためにプログラムで貢献したいと思い志望しました。
組み込み系は、特にハード寄りのプログラマーであるだけに、機器にも関心があることを示したほうがよい。そのなかで、自分が取り組みたい機能などをアピールするようにしよう。
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御社は長年、大手の金融機関システム開発に携わってこられた実績があります。プログラミング言語を習得し、私も企業の基幹システムに関われることで、御社に少しでも貢献したく、志望しました。
汎用系システムは、古くからある基幹システムを構築している場合が多い。企業の根幹となるシステム開発に関われる責任感や、やりがいをアピールする。
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ゲームはやりすぎると精神衛生的に良くないと言われがちですが、適度なゲームは気分をリフレッシュするのには最適だと考えています。
御社は多彩なゲームで、ユーザーに受け入れられているゲームをいくつも開発しています。私もユーザーの気分をリフレッシュできるようなプレイしやすいゲーム開発で、御社に微力ながら貢献いたしたく、希望しました。
ゲームプログラマーはどうしても、ありきたりな志望動機になりがちなので、注意する。他とは違う自分なりのこだわりや熱意を強調しよう。
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自己PRを書くときののポイント
自己PRは、自分の長所をアピールし、仕事に対する意欲を訴えるものだ。
いいかえれば、これまでの自分の経験を、仕事に活かすことができるとアピールすることである。自己PRにはいくつかのポイントがあるので、基本的なポイントをチェックしてみよう。
自己分析をする
自己PRを書く前に、自分のこれまでの経歴を振り返って、自己分析してみることが大事である。
職歴がない場合は、学歴だけでも構わない。細かいことまで思い出して、整理してみみよう。
長所は伸ばし、短所は克服するために、冷静に自己評価できることは大切である。自分の長所・短所はいつでも言えるようにしておくべきだ。
具体例や数字を入れる
ただ、「~をした」というだけでは、説得力が薄い。具体例や数字を入れることで、信憑性が増す。
例えば、「仮設住宅整備のボランティアに参加して、5世帯の支援に関わった」や、「オンラインショップのWebサービスプログラムを10本作成した」などである。
すぐに思いつかなくても、よくよく考えてみれば、何かしら出てくるものである。
どうしても見つからない場合は、これから何かにチャレンジすることも考えよう。行動できる人はやはり評価される。
前向きな姿勢をアピールする
できるだけ良い印象を持ってもらうためには、どうすればよいのか考えてみよう。一見マイナスなことでも、プラスに考えられるかどうかである。
例えば、「失敗は成功のもとである」というように、失敗経験が活かされて、それが成功につながったという例はいくつもある。会社側は、失敗をバネにしてプラスに変える力があるかを見ている。
自己PRの例文
自己PRの具体例を紹介する。
自分の長所とやる気を上手くアピールしつつ。これまでの活動を通じて得たことを、どのようにプログラマーの仕事に活かすかが、ポイントになる。
部活動をしていた場合(運動部)
私は学生時代にサッカー部でレギュラーを努めていました。試合中ではアイコンタクトや、素早い判断が求められます。仲間と協力し合うことで、県大会では準優勝することができました。
私はこの経験を通じて、コミュニケーションの大切さや、決断力が身につきました。
この経験を活かしてプログラマーという仕事においても、チーム内でコミュニケーションを取りつつ、状況に応じた的確な判断ができるようにしていきたいと思います。
部活動をしていた場合(文化部)
私は学生時代には美術部で作品つくりをしていました。デッサンや細かい描画は大変でしたが、基本を大切にすることと、集中力が身に付きました。
これまで描いた絵は100作品以上です。
この経験をプログラマーという仕事に活かし、デザイン部門でも活躍できるように努力していきます。また、プログラミングにおいても基礎から丁寧に学んで、ミスのないプログラマーを目指していきたいと思います。
文化活動をしていた場合(学園祭)
私は学生時代に学園祭のイベント企画に参加しました。その中で「エイムズの部屋」という錯視のアトラクションを作成することになり、設計に大変苦労しました。
しかし、そのかいあって来場者の方にたくさんの好評をいただきました。
私はこの経験をプログラミングにも活かして、諦めず、試行錯誤しながら、良いものを作り上られるようになりたいと思います。
ボランティア活動をしていた場合
「私は被災地でのボランティア経験があります。被災者の苦難を少しでも和らげようと、復旧作業に携わりました。その際に、極力時間の無駄を省くべく、どうすれば効率よく作業できるかを学びました。
おかげで、予定より作業を早く終えることができ、5世帯ほど関わることができました。この経験を活かし、プログラマーという仕事においても、効率よく、しかも正確にプログラミングできるように、常に試行錯誤しながら臨んでいきたいと思います。
趣味・特技がある場合
私の趣味はプログラミングです。独学でC#を勉強して、オリジナルゲームを作成しました。最初は入門書のプログラムを写すことから始めましたが、慣れてくると、徐々に自分でプログラミングができるようになりました。
最初はエラーばかりでしたが、エラーの意味が分かるようになると、次第にエラーも減りました。現在までに10作品ほど作っています。この経験を活かし、仕事においても積極的に言語をマスターし、様々な分野のシステムに関わっていきたいと思います。
性格をアピールする場合
私は何事も諦めない性格です。英語の資格試験は不合格に負けず、3度目の受験で合格することができました。また、マラソン大会に参加した時は、途中で走れなくなりましたが、歩きながらでもゴールまでたどり着きました。
この性格を仕事にも活かし、プログラム作成においても根気強く取り組み、エラーの無いプログラムを作成していきたいと思います。
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